ソフトウェア開発企業である日本ノーベル株式会社様は、自社製品のデジタルマーケティング強化にあたり、情報発信の属人化や社内調整に伴う手戻りの多さに課題を抱えていた。同社は、コンテンツマーケティング施策として、Webコンテンツの企画設計から制作までの一連をISBマーケティングに依頼した。その結果、制作工数を50%以上削減するとともに、新サービスにおけるエンジニアの構想を顧客視点で明確に言語化することに成功した。
課題
・マーケティング実施における属人化・人的リソース不足・専門知見の不足
・自社サービス情報公開までの長期間化及び機会ロス
・技術視点に偏りがちで、新サービスの強みや顧客視点での魅力の言語化が困難
対策
・Webコンテンツの企画・構成・制作の一貫支援
・第三者の専門家によるデータ分析とサービス強みの整理
・制作前段でのオリジナルドキュメント活用による社内合意形成の仕組み化
成果
・制作時の手戻りが無くなり、作業工数を50%以上削減
・新サービスを顧客目線でわかりやすく訴求・言語化
・明確なガイドラインやノウハウの蓄積により、社内マーケティング基盤を確立
技術力とボトムアップの社風で多彩な独自製品を生み出す日本ノーベル社
日本ノーベル様は、1980年の創業以来「ITで日本のものづくりを支える」を提唱し、工場の計測制御から始まり、現在では業務システム、無線通信、画像処理、ロボット制御、センサー技術、可視化技術、モダナイゼーションなど幅広い領域でソフトウェア事業を展開しています。
歴代の社長は、創業社長は除きますが全てエンジニア出身で現在4代目です。各事業部からのボトムアップで事業を作っていくスタイルと、新たなチャレンジを尊ぶ社風は、従業員の自主性を伸ばし、新製品を生み出す原動力となっています。例えば、ロボットと画像処理で組込みソフトウェアのテストを自動化する「Quality Commander」、トレーディングカード(トレカ)自動査定システム「ピタカ」、Web調達・購買システム「EPCUS(エピカス)」、データセンターの温度や電流などの環境を監視する「iDCNavi」、製造実行システム「Factory Conductor」などの多彩な製品をラインナップしています。最近では、老朽化したレガシーシステムについて、最新技術を用いて最適化し、新たな価値を生み出す同社の「モダナイゼーションサービス」への関心が高まっています。
常務取締役の佐藤様は、これらの製品はお客様のお困りごとから誕生したと笑顔で語ります。

「他のシステム会社から断られたんだけど・・・といった、難しい相談が舞い込むことも多く、我々の発想力と技術の腕の見せ所です。お客様の課題を解決した時の喜びが、チームのモチベーションアップにもつながっていますね」
佐藤様
Web施策の属人化と手戻りを解消すべく、IT業界の知見が豊富な「ISBマーケティング」を選定
同社では自社製品・サービスのデジタルマーケティングに注力しています。同社の営業戦略本部 広報担当・デザイナーの渡邉様は、自主性が発揮できる社風は新技術・新製品開発を活発化させる一方で、それらの情報発信において統一性の確保に苦労していたと語ります。
「属人化や人的リソース不足、デジタルマーケティングの専門的な知見や経験不足が課題でした。例えば、社内で異なる意見がでたときに折り合いがつかず、方針がなかなか決まらなかったり・・・。Webコンテンツに関しても、公開直前に大きな修正が入り、作り直すことも珍しくありませんでした」
そこで、日本ノーベル様は、ISBマーケティングにWebコンテンツ企画制作を依頼しました。IT業界での実績と専門家ならではの視点が選定の要所でした。
「制作の前段でのWebサイトの簡易分析やアドバイスが体系的で納得感がありました。専門家不在という当社の課題に対し、見落としがちな視点をご提示いただける期待感が高まりました」(渡邉様)
「IT業界の実績が豊富で、当社の事業領域にマッチしている安心感がありました。Webサイトアクセスツールのデータを一緒に見ながら分析方法を教えてもらったことは、現在の施策検討にも役だっています」(佐藤様)
ISBマーケティングは、同社とやり取りを重ねながら、Webコンテンツのコンセプトから企画、構成、制作までの一連を支援しました。
制作工数を50%以上削減!ドキュメント活用による社内合意と「第三者目線」の強み言語化
渡邉様は、ISBマーケティングのWebコンテンツ制作による主な成果として、「訴求ポイントの整理・言語化」、「制作工数や期間の短縮化」の2つを挙げました。

「新サービスであったため、エンジニアの頭の中にある構想をいかに咀嚼して訴求できるか不安でしたが、質の高さはもちろん、ブレのない形で完成しました。また、内製時に比べて手戻りもなく、かかる工数や期間を圧縮できました。ISBマーケティングから提供されたドキュメント類を活用し、最初の段階で社内合意形成を行えたことが大きかったと感じています。作業工数は、これまでの半分以下に抑えられ、他の業務にリソースを割くことができました」(渡邉様)
渡邉様
佐藤様は、「プロの第三者目線」が有効だったと評価します。
「ISBマーケティングが参画したことで、第三者の専門家視点が加わりました。内製でコンテンツを制作すると、技術をアピールしたい気持ちが強く出てしまいがちですが、お客様から見た時にこういう点が魅力に見えるのかといった示唆や提案が非常に参考になりました」
AIO対策やMA運用を強化し、信頼性の高い情報発信で業界での存在感を高める
今後のマーケティングの取り組みについて、佐藤様は最新技術への対応を挙げました。
「AIO(AI検索最適化) 対策やマーケティングオートメーション(MA)を強化する方針です。信頼性と質の高い情報を発信するスタンスに変わりはありません。弊社の強みであるソフトウェアの検証や開発情報の発信を通じて、業界内での存在感を高めていきたいと考えています」
渡邉様は、抱負とISBマーケティングへの期待を込めました。
「企画設計や段取りなど一連のプロセスから学んだことを活かし、情報発信できる人材を増やしていけたら良いですね。今後も事例紹介やご提案を引き続きお願いします」

お二人が並んだ写真

オフィスビル外観
[ お客様情報 ]
日本ノーベル株式会社

1980年の創業以来、「ITで日本のものづくりを支える」を掲げる独立系のソフトウェア開発会社。計測制御、画像処理、モバイル端末評価などの産業分野から、生産・購買管理をはじめとする業務系ソリューションまで、幅広い分野で柔軟なシステム開発を提供している。
企業名: 日本ノーベル株式会社
代表取締役: 下山 到
本社所在地: 〒114-0002 東京都北区王子2-30-2
事業内容: ソフトウェア開発・システム開発・システム製品の販売・各種サービスの提供