
業界
大手情報機器メーカー
お客様の抱えていた課題
- ・自社製品のシェアや利用状況を把握したい
- ・ユーザーニーズを元に新機能を開発したい
同社では、お客様に導入された自社製品が「どのような使われ方をしているのか」「どれくらいの頻度で利用されているのか」といった製品利用の実態を把握したいと考えていた。過去に自社で顧客アンケート調査を行ったことはあったものの、回答件数が少なかったこともあり分析には至らなかった。
利用実態を調査することで、ユーザーを深く理解し、製品改善やサービス向上に役立てたいと考えていた。
実施内容
要件定義、アンケート設計・制作・実査、レポーティング
全国の調査モニター数千規模を対象にネットリサーチを実施した。
スクリーニング条件を細かく設定することで調査データを獲得したい対象者に限定し、効率よくリサーチを行った。
要件定義では、統計処理を行う上で必要な回答数を回答者の属性に偏りなく確保するため、属性フィルタリング設計、分析軸の決定までサポートを行った。
設問設計においては、目的に照らし合わせて取得すべき情報を整理し、ユーザー視点で回答しやすい設問ロジックや設問の文面、選択肢、回答方式などをアドバイスした。
実査・レポーティングでは複数の分析軸からデータを集計し、結果報告と提言を行った。
成果
- ・これまで得られなかった製品の利用実態やユーザーニーズを掴めた。
- ・市場における自社のポジションが可視化された。
- ・分析に必要な回答数を確保し、今後の製品開発に活かせるデータを獲得できた。
ポジショニングマップで他社との違いを明確になったことで、自社のマーケティング活動として検討すべきターゲットについての示唆が得られた。