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お客様の抱えていた課題
地域密着型の総合大学・大学院として幅広い学びを提供する大学法人様。今後10年間で目指す姿を表した新ビジョン策定に伴い、広報戦略にも注力することとなった。しかし、学内に広報の専任者がおらず、広報に関するナレッジやノウハウが不足していた。効果的な広報戦略を立てるため、広報に関する基礎的な知識や考え方のインプットの場を求めていた。また、新ビジョンに合わせた広報のあるべき姿を明確にしたいと考えていた。
実施内容
ISBマーケティングでは、ワークショップ形式で広報の基礎知識や広報のあるべき姿を明確にするための研修を行った。組織横断的なプロジェクトとして、大学幹部、各部門から選ばれた職員が参加し、ステークホルダー整理、広報活動における対象、ペルソナ設定など、グループワーク等を通じて思考の整理を行った。
・大学法人の置かれている環境や課題に沿ったオーダーメイド型研修プログラムの提供
・広報に関する基礎知識の学習
・参加者からの自由な意見を引き出す参加型の場づくり
・各種フレームワークを活用した思考整理や客観的な意思決定の促進
成果
大学組織・個人の両面において、思考の質の向上、業務効率化、戦略的な意思決定の強化など、多くの効果をもたらした。
・目的・方向性の明確化:
フレームワークという骨組みがあることで、プロジェクトの目的や方向性が明確になり、ブレのない計画の策定と実行が可能となった。
・共通認識の醸成とコミュニケーション促進:
部署やチームメンバー間で同じ課題認識を持ち、コミュニケーションの効率化や共通意識の醸成につながった。
・組織全体の学習文化の醸成:
学びの機会を提供することで、業務への取り組み意欲や帰属意識が高まり、職員間の知識共有や学び合う風土の形成に役だった。
・広報基礎スキルの習得:
ビジョン実現のために、どう広報を活用すべきかを主体的に考える力が身につき、発信のタイミングや方法の最適化につながった。
お客様の声
「おかげさまでワークショップが盛り上がりました。いろいろ勉強させていただき感謝です」大学職員 M様
「職員は業務遂行に全力で取り組んでいますが、横のつながりが薄いと感じています。部署を跨いで意見を出し合うことは、職員にとって、おそらく初めての経験だったと思います」大学職員 S様
「具体的な対象を想定してのホームページ作りなどの必要性を実感できました。より多くの職員とチームで実践してみたいです。」大学職員 K様